へるみー感想②-1 "Help Me!"は三部作なのか?

再び、モーニング娘。 "Help Me!"の感想文を書いてみます。

今回は、"Help Me!"の前に出した二つのシングル、"One・Two・Three"(12.7月発売)と"ワクテカ take a chance"(12.10月発売)から、"Help Me!"(13.1月発売)までの流れを考えてみようと思います。

というのも、モー娘。好きのみなさんはご存じのとおり、
"One・Two・Three"から道重さんがリーダーになり、モー娘。の曲は曲調もダンスもガラッと変わりました。
それまでのメンバーの歌声を聞かせるような曲から、加工しまくりのエレクトロポップ?になり、その後、"Help Me!"まで三曲、その路線が続いています。

そして、歌詞を見てみると、この三曲は曲調だけじゃなくて世界観も共有しているっぽい。


新メンバーの小田ちゃんもそのようなことを言ってました。







っていうか小田ちゃんかわえぇー。
頭よさそうだし、何か上品だし、歌上手いし、萌える。
期待age! 




というわけで、小田ちゃん激励の意味も込めて、"Help Me!"についてさらにネチネチ考えてみようと思います!
そんな激励の形はCDの売り上げには何ら関係ありませんけども。




これまでの三作、三部作になるのか、今後もこの路線が続いていくのか分かりませんが、流れ的には


起:"One・Two・Three" → 彼との恋の始まり。
承:"ワクテカ take a chance" → 恋愛関係、絶賛進行中。
転:"Help Me!" → 順調だったはずの恋愛にピンチが……。


って感じだと思います。

 

というわけで、"One・Two・Three"までさかのぼって、Help Me!までの流れを考えてみたい。





"Help Me!"を聞いてから"One・Two・Three"を聞くと、
"One・Two・Three"では

「100万ドルの夜景よりも…ただそばに居てほしいだけよ」
「放任なんて許さない」

とか言ってたのに、
"Help Me!"では、メンバーがみんな夜景の中に一人ほったらかしになってるしぞ。
この半年の間に、何があったww 
と、何か突っ込みたくなります。 



"One・Two・Three"は、
「純粋なままここにいる」とか言いつつ、
「100万回のI love Youよりもただ1回のKissがいい」とか言いつつ、
満たされない気持ちを「マンガを読んでごまかす」とかいう、
ちょっと電波系入っている夢見る乙女ソングであります。




一言でいうと、

君を待つ女が、いいオンナ振ることで寂しさとか欲求不満を埋めている様子を描いた曲 

だと思う(※誉めてます)。


さっきも書いた通り、私はこの曲は、恋愛の始まりを描いていて、
相手の人と、女の子が、"One・two・Three"と始まったばかりの恋愛を不器用に一歩ずつ進めて行く様子を表していると思っているんですが、


私の予想では、"One・Two・Three"で展開している恋愛模様は、


・女の子は男の子にベタ惚れ。
・女の子は割と初心で、たぶん、どっちかっていうと地味なタイプっていうか、オタク系。
・けど、割と情熱的で思い込んだら一直線。
・でも、恋愛において女は待つものだと思っているから、自分からは動けない。


な感じだと思う。


「乙女はいつでもよしよししてほしい」とか、
「この星にはどれくらいの恋人たちいるのでしょう さぁ、手をつないで宇宙の彼方へ」とか、
こういう発想と言葉づかいは、少なくとも、女の子は恋愛慣れしたリア充タイプではなかろう。
たぶん、これは、一昔前の名作少女マンガとかハーレクインを熟読しているオタク系女子の発想である。

恐らく、この曲の女の子は、恋愛に大して、
少女マンガのような理想とか夢を抱いていて、それを現実にも持ち込んでいるタイプだと思います。


というのも、基本的に、この曲は、
実際の恋愛よりも、恋愛に対する夢とかイメージとか思い込みが先行している。


歌い出しからして、


「100万ドルの夜景よりも10カラットのダイヤよりもただそばに居て欲しいだけよ わかる? Hey,Baby」


ですからね。

バブルかよw っていう感じで、現実感はあんまりない。
100万ドルの夜景を一緒に見て10カラットのダイヤをもらうとか、定型文でしかないし、
2人で宇宙の彼方へ行っちゃったりするし、
デートといえば観覧車だし、
恋愛観が少女マンガ的というか、夢見がちで現実感に欠けている。


「どんな時も決まって君の味方」なのも、「ちょびってイジケテ」る君すらかわいく見えるのも、
「君」そのものを見ているよいうよりは、「どんな困難な時にも絶対に私だけはあなたの味方をする恋愛」「どんな君だってかわいく見えて愛せてしまう恋愛」像がまず最初に頭にあった上で、言っているように見える。


この曲の女の子というのは、始まったばかりの恋愛関係の中で、
そういう理想の恋愛像と、
「もっと会いたい」「大好きなはずなのにちょっとでも会わないと不安になる」という現実の欲求と、
「でも会いたい時にすぐに君に会えるわけではない」という現実のギャップの中にいるんだと思う。


その結果、
頭の中で、現実の恋愛に理想の恋愛像の上を歩かせて、
理想を現実に合わせるんじゃなくて、現実がイメージに追い付く日を待つことにしたのが、
この"One・Two・Three"という曲なんじゃないか。



なかなか、恋愛が私の思い通りに進んでくれない。
→進んでくれないのは、「君」がまだ恋愛についてよく分かってないから。
→「あーもう、女の子(乙女)ってこういうものなのよ、分かってないわね。まあいいわ、私はあなたが分かってくれる日を待っててあげる」(と心の中で思って、相手に口を出して何かを主張するわけではない)


っていう思考回路を歌にしている感じだろうか。



というわけで、相変わらず長くなりましたが、私が思うこの曲のポイントとしては


①この曲の女の子は恋愛に過剰な夢を抱いている。
②そして、その夢に現実が追い付く日をひたすら待っている。


という感じでしょうか。
そして、待ち続けた結果、"Help Me!"という不幸に行き着いたんだと思うわけですが、
とりあえず、次の記事で次の曲のワクテカに進んでみたいと思います。
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by n1watooooor1 | 2013-01-20 23:00 | ハロプロ
ハロプロ、宇多田さん、大森靖子さんなど、楽曲レビュー・考察、ライブレポなどを書いています。→http://niwanotori.hatenablog.com/へ記事を移行し、このブログは愚痴や日記用に。ご連絡はこちら→ 管理人:にわの、Twitter:ok_take5、tori.niwa.noあっとgmail.com